ミドルシニアのリスキリングが約450%大幅増加。「DX」「AI」がランクイン(Schoo調べ)
最終更新日:2024.12.26
株式会社Schooが、登録会員数約120万人の社会人向けオンライン学習サービス「Schoo」の受講データ調査分析結果をもとに、「Schoo人気授業ランキング 2024 ~個人・法人のリスキリングの変化と傾向~」を発表しました。(調査期間:2019年1月1日~2024年11月15日)
2024年のカテゴリ別学習傾向は、昨年人気だった「PCスキル」に代わり「コミュニケーション」をテーマとする授業が人気上位を占めたことが明らかになりました。働き方が変化し続ける中、新しい職業や現在の職業で必要とされるスキルへの適応が求められているためと見解されています。
年代別では、20代の若手層で「コミュニケーション術」への需要が高く、60代では「DX」カテゴリが上位に複数ランクインしています。生成AIの台頭を受け、新たに学び始める人の増加や、AI初学者でも学べる授業への人気が集中したことが明らかになりました。さらに、50〜60代のミドルシニア層による受講時間は昨対比で約105%、2019年比で約450%と大幅に増加しています。人生100年時代と言われる働く期間の長期化を受け、ミドルシニアのリスキリングは増加傾向にあり、特にデジタルスキルへの関心が高まっていることが分かります。
リスキリングの変化として、ChatGPTに関する学習が「触れる」段階から「使い倒す」段階へと変化し、より実践的なDXスキルの習得に向かっていると言及されました。