「リスキリングの成果を実感した企業」71%、強化したいのは「AI活用」(パーソルイノベーション株式会社調べ)
最終更新日:2025.01.08
パーソルイノベーション株式会社が、全国の企業に勤務する660名を対象に実施した「リスキリング施策の実態調査」の結果を発表しました。(調査期間:2024年11月5日~11月9日)
「所属企業におけるリスキリング施策の実施率」は全体で41.8%で、前回の42.2%から0.4ポイント減少しましたが、約40%の傾向を維持しています。大企業では63.0%が実施しており、中小/スタートアップ企業の31.9%を大きく上回っています。業種別では製造業が55.8%と最も高く、情報通信サービス業32.3%、その他39.6%と比較して半数以上が実施していることが分かりました。
「リスキリングで重視するスキル」では、1位「データ活用」(36.8%)、2位「セキュリティ」(36.4%)、3位「ITプロジェクトマネジメント」(32.7%)となっています。「2025年度の最も注力・強化したいスキル」は、ビジネス・BIZ、バックオフィス、技術・研究の3職種で「AI活用(ChatGPT等)」がいずれも約30%で1位となっています。
リスキリング施策を実施した企業の71%が成果を実感したことが明らかになりました。2025年度のリスキリング実施に「意向がある」が4割で、そのうち「新たに実施予定」の企業は18.0%です。また、リスキリングの年間予算は「500万円以上~1千万円未満」が36.9%と最多で、1億円以上の予算を計画している企業も8.5%ありました。
出典:パーソルイノベーション株式会社『Reskilling Camp』