厚生労働省、2025年4月1日付け「教育訓練給付」新規指定講座を発表

最終更新日:2025.02.12

「厚生労働省、2025年4月1日付け「教育訓練給付」新規指定講座を発表」記事のイメージ図

厚生労働省は2月10日、教育訓練給付の対象となる「特定一般教育訓練」と「専門実践教育訓練」の令和7年4月1日付け指定講座を公表しました。教育訓練給付とは、厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講した場合に経費の一部を給付するものです。

特定一般教育訓練では、介護支援専門員実務研修や大型自動車第一種免許などの<業務独占資格等の取得>をする課程など231講座を新規指定し、合計1,016講座となりました。
専門実践教育訓練では、<デジタル技術の進展を踏まえた人材育成を行う第四次産業革命スキル習得講座や専門職学位を取得>する課程など298講座を新規指定するとともに、435講座を再指定し、合計3,220講座となりました。

また、働きながら学びやすい環境整備の一環として、オンライン講座や夜間・土日の講座の充実も図っています。

特定一般教育訓練では受講費用の40%(上限20万円)が支給され、訓練修了後1年以内に資格取得し就職した場合は、受講費用の10%(上限5万円)が追加支給されます。
専門実践教育訓練では受講費用の50%(年間上限40万円)が6か月ごとに支給され、訓練修了後1年以内に資格取得し就職した場合は20%(年間上限16万円)、さらに訓練前後で賃金が5%以上上昇した場合は10%(年間上限8万円)が追加支給されます。

出典:

厚生労働省「専門実践教育訓練の指定講座を公表しました(令和7年4月1日付け指定)」

厚生労働省「特定一般教育訓練の指定講座を公表しました(令和7年4月1日付け指定)」