エンジニアの6割超がAIコーディングエージェント活用、GitHub Copilotが首位に(株式会社overflow調べ)
最終更新日:2025.04.07

株式会社overflowが、Offersサービス会員208名を対象に実施した「各開発フェーズにおけるAIコーディングエージェント活用度調査」の調査結果を発表しました。(調査期間:2025年3月上旬)
調査によると、AIコーディングエージェントの利用率は63.4%に達し、「日常的に使用」(41.8%)、「時々使用」(21.6%)でした。利用ツールではGitHub Copilotが60.1%で圧倒的首位を獲得。Cursor(20.7%)、Claude Code(15.4%)が続いています。
開発フェーズ別の活用状況では、フロントエンド・バックエンド開発で50%以上の高い活用率が見られる一方、要件定義・計画(25%)やデプロイメント・運用(10%未満)での採用は限定的です。この結果から、AI技術がコード生成に強みを持つ一方、開発ライフサイクルの両端ではまだ発展の余地が大きいことが分かります。
経験年数3〜5年の開発者がAIコーディングエージェントを最も積極的に活用しており、約69%が週1回以上利用しています。また、AIコーディングエージェント利用時のルールについては「特に定めていない」が33.7%と最多となっており、企業・個人双方での適切なガイドライン整備が今後の課題であると示されています。