厚生労働省「第113回 社会保障審議会医療部会」開催。医療DXの推進案を報告

最終更新日:2024.11.29

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厚生労働省は「第113回 社会保障審議会医療部会」を11月28日(木)に開催しました。議題は医療DXの更なる推進、美容医療の適切な実施に関する検討会の報告、認定医療法人制度の延長、医師偏在是正対策です。

社会保険診療報酬支払基金の抜本改組については、医療DXの推進、新たな「運営会議」の設置、医療DX担当理事の組織体制見直しなどの抜本的改組案が資料中にて報告されました。また、サイバーセキュリティ対策の強化や法人名称の変更も検討事項として挙げられています。

また、医療等情報の二次利用に係る現状と今後の対応方針では、医療・介護DXの更なる推進に関して報告されました。全国医療情報プラットフォームの構築、医療等情報の二次利用の推進、マイナ保険証の利用促進、生成AI等の医療分野への活用などです。具体的には、電子カルテ情報共有サービスで共有される臨床情報について匿名化・仮名化情報の利用・提供を可能にすることなどが挙げられました。

出典:厚生労働省「第113回社会保障審議会医療部会の開催について」