エヌエヌ生命が週3・週4勤務を選択制に 多様な働き方と生産性の両立へ

最終更新日:2026.07.03

週の勤務日数を社員が自ら選べる——。エヌエヌ生命保険が、週3日または週4日の勤務を選択できる新制度の試行を始めた。

多様な働き方と生産性の両立をめざす取り組みだ。

ニュースの概要

エヌエヌ生命保険は2026年6月25日、社員が週3日または週4日の勤務を選べる「選択的勤務日数制度」を発表し、同年6月から12月まで試行すると明らかにした。

勤務日は固定制で、勤務日数に応じて報酬や賞与を調整する一方、社会保険はフルタイム勤務時と同様に適用される点が特徴だ。

対象は一定の勤続年数や業務要件を満たし、所属部署および会社の承認を得た正社員とする。同社は制度の狙いを「社員一人ひとりの多様な働き方の実現と、持続的な生産性の確保」と説明している。

背景には、親会社であるNNグループの本拠地オランダで、短時間勤務や勤務日数の柔軟な選択が広く浸透している事情がある。

その知見を日本法人で検証し、育児や介護、学び直しなど個々の事情に応じた働き方の選択肢を広げる狙いだ。試行を通じて業務への影響や社員の反応を見極め、本格導入の可否を判断するとみられる。

リスキリングドットコムの見解

勤務日数を選べる制度は、単なる福利厚生にとどまらず、人材確保とリスキリングの両面で意味を持ちます。リスキリングドットコムとしては、空いた時間を学び直しやキャリア形成に充てられる設計こそが鍵だと考えます。

週休を増やしても学習支援がなければ生産性向上には直結しません。企業には、柔軟な働き方と学びの機会をセットで提供し、社員の成長を促す視点が求められます。

海外知見を国内で検証する姿勢も、他社の参考になるでしょう。

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