フリーランスIT単価78.9万円 コンサル109.3万円が7カ月連続上昇
最終更新日:2026.09.03
エン・ジャパンは2026年9月3日、フリーランスエンジニア向け案件検索サービス「フリーランススタート」の掲載案件をもとに集計した、2026年8月度の月額平均単価を公表した。
2026年8月末時点の掲載案件数は445,327件で、全体の月額平均単価は78.9万円だった。
職種別では「コンサルタント」が109.3万円(前月比0.6万円増、0.6%増)となり、7カ月連続の上昇となった。
職種別の最高単価は「PM(プロジェクトマネージャー)」で480万円と発表されている。
プログラミング言語別では「Go言語」が1位、「Ruby」が2位で、いずれも6カ月連続で順位を維持した。
「Python」は85.0万円(前月比0.5万円増、0.6%増)と伸び、5位から3位へ順位を上げている。
フレームワーク別でも「Ruby on Rails」が1位、「Next.js」が2位となり、こちらも6カ月連続の維持となった。
働き方別の平均単価は、常駐が76.3万円、リモートが80.1万円で、リモートのほうが3.8万円高い。リモート案件の掲載比率は39.5%だった。
なお今回の数値は同サービスに掲載された案件の提示単価を集計したものであり、実際に成立した契約額の統計ではない点には留意が必要である。
リスキリングドットコムの見解
この一覧は「どのスキルが、いまいくらで評価されているか」を映す市場価格表として読めると考える。全体平均78.9万円に対しコンサルタントが109.3万円と3割以上高い点は、実装スキルに加えて課題設定や意思決定に関与する力が上乗せ評価されている可能性を示す。
あくまで掲載案件ベースの見立てだが、学び直しの出口設計を考えるうえでの手がかりになる。
育成担当への示唆は二つある。一つは、学習テーマの優先順位づけに外部市場の単価データを併用することだ。Pythonの順位上昇やGo言語・Ruby on Railsの定着は、社内スキルマップを更新する材料になる。
もう一つは、リモート案件が掲載の約4割を占め単価も高いという事実である。働き方の柔軟性は福利厚生ではなく、人材の獲得と定着のコストを左右する条件になりつつあるとみている。
出典元
エン・ジャパン株式会社「2026年8月度 フリーランスエンジニア月額平均単価78.9万円 職種別では「コンサルタント」の平均単価が7ヵ月連続上昇」(2026年9月3日公表)
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2026/46373.html



