AI利用者の不安1位は「正確性」49.4% 4割で出力の確認業務が新たに発生
最終更新日:2026.10.14
アクシスコンサルティング株式会社は2026年10月13日、AI活用における課題と新たな業務・役割に関する実態調査の結果を発表しました。
調査は2026年9月11〜12日にインターネットで実施され、業務で月1回以上AIを利用する20〜60代の就業者が対象です。
本調査の回答は647名で、うち勤務先でAI活用が推進・容認されている603名を主な集計対象としています。
AI活用での不安・課題(複数回答)は、「正確性」が49.4%で最多でした。 次いで「情報漏洩」41.8%、「判断力の低下」31.2%、「著作権・権利関係」30.7%と続きます。
一方、「自分の仕事の一部が代替される」は5.8%にとどまりました。
AI利用で新たに発生した業務・役割(複数回答)では、「出力内容の確認・品質管理」が40.8%で最も多く、「情報管理・ルール整備」30.5%、「AIへの指示・活用設計」27.2%が続きました。
「社内への活用促進・教育」は11.1%です。 不安の種類ごとの比較では、正確性に不安がある層の41.9%に「AIへの指示・活用設計」が発生しており、不安がない層の12.8%を29.1ポイント上回りました。
同社は、これらの関連は因果関係を示すものではないと注記しています。
リスキリングドットコムの見解
以下は当編集部の見解です。 AIへの不安の中心が「仕事を奪われること」より「出力の正確性」にある点は、学び直しの中身を考えるうえで示唆的です。
AIを使うスキルだけでなく、出力を確かめて品質を担保する力や、指示を設計する力が、実務で求められているとみられます。
一方、「社内への活用促進・教育」を新たな業務として挙げた人は11.1%と少数でした。 確認・ルール整備の担い手が現場に生まれても、教育面の整備は追いついていない可能性があります。
調査は利用者の自己申告に基づくため、自社の状況に照らして読むことが大切です。
出典元
アクシスコンサルティング株式会社(2026年10月13日公表)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000138.000026996.html



