世界の転職意向は24%、実際の転職は17% 離職理由3位はキャリア成長機会の欠如 ランスタッド
最終更新日:2026.10.15
ランスタッド株式会社は2026年10月13日、世界34の国と地域の就業者・求職者を対象にした「エンプロイヤーブランド リサーチ 2026 グローバル版(和訳版)」を公表した。
調査は2026年1月にオンラインで実施し、18〜65歳の16万6,000人以上が回答、6,400社以上の企業を評価したとしている。
世界平均の転職意向率は24%で、2025年下半期の実際の転職率は17%だった。転職意向と実際の転職との間に差があり、同社はこれを表面化していない「潜在的な離職リスク」と位置づけている。
地域別では、北米が意向30%・実際27%、APACが意向20%・実際13%、中南米が意向25%・実際14%となっている。
世代別ではZ世代の転職意向が30%、実際の転職率が24%で、ミレニアル世代14%、X世代9%、団塊世代7%を上回る。
離職理由の1位は「不十分な報酬」(39%)、2位は「ワークライフバランスの改善」(35%)、3位は「キャリア成長機会の欠如」(30%)だった。
なお、リリース本文には日本の転職意向率などの数値は記載されておらず、日本の結果は別途公開の日本版レポートで確認する必要がある。
リスキリングドットコムの見解
以下は当サイトの見解です。離職理由の3位に「キャリア成長機会の欠如」が挙がっている点は、学び直しの機会を整えることが人材の定着にもつながり得ることを示唆していると考えます。
報酬の見直しだけでなく、社内で身につけられるスキルや次の役割を従業員に見える形で示すことが、静かな離職の兆しへの備えになるのではないでしょうか。
一方で、本調査は世界全体の傾向であり、日本企業にそのまま当てはまるとは限りません。自社の従業員調査と合わせて読み解くことが重要だと考えます。
出典元
ランスタッド株式会社「ランスタッド エンプロイヤーブランド リサーチ 2026 グローバル版(和訳版)」(2026年10月13日公表)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000415.000004185.html



