リスキリング6割が「時間が取れない」、睡眠時間を削ると「集中力低下」(スキルアップ研究所調べ)

最終更新日:2025.02.06

「リスキリング6割が「時間が取れない」、睡眠時間を削ると「集中力低下」(スキルアップ研究所調べ)」記事のイメージ図

スキルアップ研究所が、リスキリングに興味がある社会人300名を対象に実施した「リスキリングのための時間確保に関する実態調査」の結果を発表しました。(調査期間:2025年1月14日~1月21日)

リスキリングに取り組めていない理由として、全体の6割が「忙しくて時間が取れない」(60.8%)と回答したことが分かりました。リスキリングに取り組む時間帯については、「夜(18:00~22:00)」が38.8%で最多となり、「深夜(22:00以降)」の15.7%と合わせると、18時以降の時間帯が54.5%に達しました。

睡眠時間を削ってリスキリングを行った場合の影響については、57.4%が「集中力低下」「理解力低下」「作業ミスの増加」などの悪影響を報告しています。朝型・夜型の生活リズムとリスキリングへの取り組み状況には、顕著な関連性は見られず、朝型の人の割合はいずれも45%前後となりました。

スキルアップ研究所はリスキリングに取り組めていない現状として、企業側の研修機会の不足もあると挙げています。企業が業務時間内の研修導入や助成金を活用した教育支援を実施することで、従業員の負担軽減に繋がるであろうと示しました。

出典:スキルアップ研究所(https://reskill.gakken.jp/https://reskill.gakken.jp/4679