生成AI統合の体験型MBA登場 若手の経営判断力をシミュレーションで育成
最終更新日:2026.07.02
生成AIを組み込んだ体験学習型のビジネスシミュレーションで、若手や次世代リーダーの「経営判断力」を鍛える人材育成プログラムが登場しました。
スマート・アナリティクスが実践型MBAプログラム「Smart MBA」の提供を開始しています。
ニュースの概要
スマート・アナリティクスは2026年7月1日、シンガポール発のMonsoonSIM社と提携し、体験学習型ビジネスシミュレーション「MonsoonSIM」を日本国内で提供開始したと発表しました。
これを核とする実践型プログラムが「Smart MBA」です。受講者は調達・販売・在庫・財務・マーケティング・生産・人事といった企業活動を横断的に体験できるクラウド型のシミュレーションを通じて、部門をまたいだ意思決定を疑似的に繰り返します。
特徴は、生成AIの活用を全テーマに統合している点です。単なる知識習得にとどまらず、AI時代に必要とされる意思決定の力を実践的に養うことを狙いとしています。
対象は新入社員や若手社員、IT営業・コンサルタントの育成、次世代リーダー、さらに大学や教育機関での会計・経営・マーケティング教育まで幅広く想定されています。
料金は税抜でEssential版が1名あたり4万円から、Standard版が8万円から(いずれも最低10名)、企業向けカスタマイズは1社50万円からとされています。
リスキリングドットコムの見解
リスキリングドットコムとしては、研修が「知る」段階から「実践する」段階へと移りつつある流れを体現するサービスだと捉えています。
座学中心のビジネス教育では、部門横断で全体最適を考える経験を積みにくいという課題がありました。シミュレーションで失敗を含めた試行錯誤を安全に重ねられる点は、若手の育成において有効です。
生成AIを判断の補助として使いこなす経験を早期に積ませることは、AI時代の管理職・経営人材の土台づくりにもつながります。
導入にあたっては、体験を実務の意思決定へどう橋渡しするか、事後の振り返り設計が成果を左右すると考えられます。



