新入社員意識調査2026、期待と不安が拮抗 最重視は「自分の成長」
最終更新日:2026.07.16
2026年度の新入社員は、仕事への「期待」と「不安」がほぼ同じ割合で拮抗していることが、日本マンパワーの意識調査でわかりました。
最も期待されているのは「自分の成長」です。
ニュースの概要
人材育成事業を手がける日本マンパワーは2026年7月9日、「新入社員意識調査2026」の結果を公表しました。
22歳から28歳の男女500人を対象に、2026年4月末から5月中旬にかけて実施したものです。調査によると、仕事に「期待を感じている」人は39.7%、「不安を感じている」人は37.1%と、前向きさと慎重さがほぼ同じ割合で並びました。
期待の内容では「自分の成長」が77.7%で最も高く、「能力の発揮」(71.2%)、「成功」(70.1%)が続きます。
一方、不安の内容は「成果をあげられるか」と「自分の能力不足」がいずれも72.1%と高く、成長への意欲と、実力を出せるかという懸念が表裏一体になっている様子がうかがえます。
組織を選んだ理由では「やりたいことができる」が23.5%で最多となりました。また、入社前後のキャリアデザイン研修を受けた層では、期待が53.8%と高く、不安は26.3%と低い傾向がみられ、学びの機会が新入社員の心理に前向きな影響を与える可能性が示されています。
売り手市場が続くなか、若手の成長志向をどう受け止めるかが定着の鍵になりそうです。
リスキリングドットコムの見解
リスキリングドットコムとしては、新入社員の「成長したい」という強い意欲を、企業が具体的な学びと経験の設計で受け止められるかが問われていると考えます。
期待と不安が拮抗しているということは、早期の成功体験と丁寧なフィードバックが、その天秤を前向きに傾ける余地が大きいということでもあります。
キャリアデザイン研修が不安を和らげる傾向は、初期の学習支援が定着投資として有効であることを示唆します。
目標設定と振り返りを仕組み化し、若手が自分の成長を実感できる環境づくりが求められます。



