就労支援B型事業所のIT活用。81.8%がAI未使用、78.8%がIT研修なし(株式会社パパゲーノ調べ)

最終更新日:2024.11.05

株式会社パパゲーノは、全国の就労継続支援B型事業所で働く支援者400名を対象に実施した「IT活用の実態調査」結果を発表しました。調査によると、勤怠の40%が手書き、工賃の46.5%が現金手渡しと、紙や現金中心の運用が依然多いことが判明。また、ChatGPTなどのAIは81.8%が使用していないことも明らかになりました。

さらに、78.8%の事業所がITスキルに関するスタッフ向けの研修を実施していないことが分かりました。IT活用やDX、リスキリングへの注目が高まる中、支援現場で働く人々にITを学ぶ機会が依然として少ないのが現状です。

株式会社パパゲーノは、生成AIを活用した就労支援事業やAI支援記録アプリ「AI支援さん」の開発を行う企業です。本調査は、福祉業界におけるデジタル技術の活用状況や課題、働く支援者の満足度の実態を把握し、今後の支援現場のあり方を見直すために実施されました。