米国労働省「第10回 全国アプレンティスシップ週間」全50州で1,300超えのイベント実施

最終更新日:2024.11.29

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米国労働省は「第10回 ナショナルアプレンティスシップ週間」(National Apprenticeship Week、以下「NAW」)を、2024年11月17日~23日の1週間にわたって開催しました。キャリアパスを改善し高賃金の仕事へのアクセスを拡大する「レジスタードアプレンティスシップ」の役割が紹介され、米国の全50州で1,300を超える見習いイベントが実施されました。

米国の労働長官代理 ジュリー・スーは、登録見習い制度が労働者に力を与え、地域社会を強化するという変革の力を持つことを強調しています。このイニシアチブには、ホワイトハウスでの青少年徒弟制度先駆者(Apprentice Trailblazers)の表彰や、制度の機会への公平なアクセスを拡大することを目的とした歴史的黒人大学徒弟制度共同体(Historically Black Colleges and Universities Registered Apprenticeship Collaborative)の発足も含まれます。

NAWは「10年間の取り組み、拡大、革新を祝う」に焦点を当て、インフラ、サイバーセキュリティ、ヘルスケアといった需要の高い分野でのパートナーシップを重視しています。雇用主、実習生、教育提供者、政府機関が一堂に会しました。

「レジスタードアプレンティスシップ」とは、労働者が職場での実務経験を通じて技能を習得し、同時に教育を受けることができる米国労働省の職業訓練プログラムで、働きながら賃金を得ることができます。雇用主が将来の労働力を育成するための手段として広く利用されています。