建設業の人材確保・育成「令和7年度予算案の概要」厚生労働省・国土交通省が公表
最終更新日:2025.01.06
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厚生労働省「厚生労働省・国土交通省の令和7年度予算案の概要」より引用
厚生労働省および国土交通省が、建設業の人材確保・育成に取り組むため「令和7年度予算案の概要」を12月27日(金)に公表しました。建設業の技能者のうち60歳以上の割合が約4分の1を占める一方、29歳以下は全体の約12%であり、将来の担い手確保が急務であると言及されています。
「人材確保」「人材育成」「魅力ある職場づくり」の3つを重点事項とし、処遇改善、働き方改革、生産性向上を一体的に進める方針です。
具体的な施策として、「人材確保」では建設業への入職や定着を促すため、建設事業主等への助成金支援(69億円)、ハローワークでのマッチング支援(50億円)。「人材育成」では若年技能者等を育成するための環境整備として、中小建設事業主等への支援(4.9億円)、建設分野におけるハロートレーニングの実施(1.3億円)。「魅力ある職場づくり」では技能者の処遇改善のための環境整備として、働き方改革推進支援助成金(92億円)、支援センターによる支援(30億円)などが予定されています。