リスキリング経験者86.9%が効果実感、未経験者は75.5%消極的(株式会社識学調べ)
最終更新日:2024.11.01
株式会社識学は、2000人以上の20代~50代の会社員(従業員数10人以上)へリスキリングに関する調査(2024年10月17日(木)~18日(金))を実施したところ、リスキリング経験者は27.3%で、企業のリスキリング支援制度があるのは21.3%でした。リスキリング経験者の86.9%が職場で役立っていると回答し、83.3%が良かったと評価しています。習得したスキルのトップは「マネジメントスキル」(38.1%)で、「語学スキル」(27.4%)が続きました。リスキリングのきっかけは「キャリアアップのため」が53.6%でトップでした。
一方、未経験者の75.5%はリスキリングをしたいと思わず、その理由として時間や余裕がない、何をすればいいかわからない、必要性を感じないなどが挙げられました。未経験者が学びたいスキルは「語学スキル」(20.8%)がトップでしたが、「あてはまるものはない」が56.9%と過半数を占めました。
今後のキャリアにおけるリスキリングの重要性については、全回答者の48.3%が「重要」と回答し、過半数に届きませんでした。この結果は、リスキリングの重要性と課題を浮き彫りにしています。
株式会社識学は2015年設立の経営、組織コンサルティング企業で、「識学」を使った従業員向け研修、「識学」をベースとしたwebサービスの開発、提供などを行っています。本社は東京都品川区にあり、大阪、名古屋、福岡、東北にも支店を展開しています。