広島県のリスキリング推進に向けた3つの支援を紹介。ガイドライン策定、推進宣言制度、人材開発支援助成金活用支援補助金

ひろしま産業振興機構は11月7日、メルマガ「ひろしま産振構からの知っ得情報」最新号を発行し、広島県のリスキリング推進支援を3つ紹介しました。

まず、県内企業等が社内でのリスキリングに取り組む際の参考にできる「リスキリング推進ガイドライン」です。リスキリングを「企業主導で従業員が新たな業務に必要な知識やスキルを習得し活用すること」とし、業務効率化や新アイデア創出などのメリットを示しています。また、方針決定から評価・処遇制度の再設計までの4ステップを提示しています。

次に、「リスキリング推進宣言制度」について紹介しました。県内企業等が社内だけではなく、対外的にもリスキリングに取り組むことを宣言する制度です。企業の宣言により、県内でのリスキリング推進の機運醸成を図ります。宣言企業には企業イメージの向上や県HPへの掲載による認知度向上などのメリットがあります。

さらに、「人材開発支援助成金活用支援補助金」を紹介。国の助成金を活用してリスキリングに取り組む企業を支援するもので、上限50万円で補助します。対象経費には、広島労働局への申請書類作成や代行申請に要する経費が含まれます。申請の締切は2024年2月28日となっています。

「ひろしま産振構からの知っ得情報」は、ひろしま産業振興機構が施策を含む広島県内の公募イベントや助成金情報などを、企業にいち早く届けるメールマガジンです。配信内容は公式サイトにも掲載されます。