長野県、2050年を見据えた取組案にリスキリング推進などを検討
最終更新日:2024.11.28
長野県は令和6年11月26日に「人口減少対策を進めるための県民会議準備会合」を開催し、2050年にありたい姿と2030年に目指す目標を達成するための想定される取組例を提示しました。
若者の社会参画促進策として、県レベルの若者組織の設立支援や定期的な意見交換の実施、被選挙権年齢引下げの国への提言などが挙げられています。女性活躍支援では、行政や企業の役員・管理職等への女性の一層の登用や所得向上施策が検討されています。
また、企業の生産性向上に向けて、行政・企業・教育機関が一体となってDXとリスキリングを推進する案も提示されました。また、短時間正社員制度やマルチワークの推進など、多様な働き方の導入も検討されています。
さらに、教育面では世界標準を目指した少人数学級のさらなる推進や、生成AIの活用とSTEAM教育による探究的な学びの推進が提案されています。AI・ロボット導入によるスマートファクトリーへの転換を通じ、文系学生や女性の活躍促進と次世代スマート産業への進化を目指す案も提示されています。