2025年新成人、生成AI「ChatGPT利用」30.8%で前年から大幅増加(マクロミル調べ)
最終更新日:2025.01.09
株式会社マクロミルが、2025年の二十歳の集い(成人式)の対象となる新成人500人を対象に実施した「新成人調査」の結果を発表しました。(調査期間:2024年12月6日~12月10日/マクロミル調べ)
調査によると、「最も関心のある政治・経済・社会のニュース」の1位は「経済・金融政策」で41.4%、2位は「景気・雇用対策」で35.4%となっています。いずれも前年から6.4ポイント増加し、経済問題への関心が高まっていることが分かりました。
「貯蓄・資産運用」については、56.0%が何らかの形で行っていると回答しました。また、SNSの利用状況では、「TikTok」の利用率が61.2%と5年で約5倍に増加しています。
生成AIの使用頻度については、週1日以上使用する人が37.0%に上ります。生成AIの使用シーンは「レポートや論文の執筆をする時」が53.6%、「課題の回答案を作成する時」が44.5%と、主に学習面での利用が目立ちます。
さらに、スマホでの検索時に利用するメディアとして、「ChatGPT」が30.8%で、前年から19.4ポイントの大幅増加となりました。この結果からも生成AIが新成人の生活に浸透しつつあることが伺えます。
新成人の価値観については「自分らしさを大切にする」が48.0%で最多となり、「タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する」傾向が前年から5.2ポイント増加しています。また、海外への関心は全般的に低下傾向にあり、特に「ワーキングホリデー」への関心率は33.2%と、前年から12.6ポイントの大幅減となりました。
株式会社マクロミルは、国内オンラインリサーチ業界のリーディングカンパニーで、市場シェアNo.1の豊富なリサーチ実績とノウハウを持つ企業です。