IT人材の売り手市場継続、企業の約5割が採用に生成AI導入・検討(レバレジーズ株式会社調べ)

最終更新日:2025.01.30

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レバテック株式会社が、IT人材を採用する企業担当者1000名と20歳~59歳のIT人材3000名を対象に実施した「レバテックIT人材白書2025」の調査結果を発表しました。(調査期間:2024年11月22日~11月29日)

企業側の採用状況について、約4割の企業が昨年度と比較して採用人数が「増加した」と回答しました。2024年度のエンジニア採用については、全体の45.0%が「目標達成済み」「目標達成進捗である」と回答した一方、約2割の企業が「目標達成に苦戦している」状況にあります。

採用活動における生成AIの活用も広がりを見せており、約2割の企業が既に導入済み、3割以上が今後の導入を検討しています。さらに、主な活用目的は「求人票の作成(46.1%)」「採用計画の立案(41.3%)」「スカウト文の作成(40.3%)」となっており、採用プロセス全体の効率化が期待されています。

IT人材の動向については、「転職活動を始めている」が7.9%、「検討している」が30.7%で、合計約4割のエンジニアが転職を視野に入れていることが明らかになりました。また、転職経験者の約6割が年収アップを実現し、4人に1人は100万円以上の増額を達成しています。

レバテック株式会社は、「日本を、IT先進国に。」をビジョンに掲げ、IT人材と企業を支援する各種サービスを提供しており、累計登録者数は50万人を超えています。