シンガポール「2024年の最新投資状況」発表ー企業・政府連携でリスキリング支援も
最終更新日:2025.03.13

シンガポール経済開発庁が、「2024年の最新投資状況」において、固定資産投資額は前年を上回り、年間総事業費は安定を維持していることを発表しました。
固定資産投資額は135億シンガポールドル(約1兆5,120億円)、年間総事業費は84億シンガポールドル(約9,408億円)と安定を維持しています。投資分野は半導体、航空宇宙、AI、精密医療、グリーンエコノミーなど多岐にわたっています。
投資コミットメントが5年間で実現すると、18,700人の雇用創出と年間235億シンガポールドル(約2兆6,320億円)の付加価値が見込まれます。投資地域別ではアメリカ、ヨーロッパ、中国の順となりました。
シンガポールはAIコンピュートを支えるロードマップを発表し、2029年までにAI人材を3倍の15,000人に拡大する計画をしています。また、企業と政府が連携し、シンガポール人材がリスキリングやアップスキリングを通じて、技術、デジタル、ビジネススキルの習得支援も提供されます。