どのようなIT人材が不足しているか明らかに:パーソルイノベーションが企業向け調査結果を公表

最終更新日:2025.03.28

リスキリングのイメージ図

パーソルイノベーション株式会社は、副業人材マッチングサービス「lotsful」と共同で、ITデジタル領域のフリーランスや副業人材の受け入れに関する実態調査結果を発表しました。調査によると、企業で最も不足しているIT人材の職種は「データサイエンティスト・アナリスト」(22.3%)で、次いで「プロジェクトマネージャー」(22.0%)、「エンジニア」(20.7%)となっています。

ITデジタル領域で業務委託人材を活用したことがある企業は全体の47.4%に達し、現在検討中の企業も含めると59.6%が業務委託活用に関心を持っていることが判明。依頼内容のトップは「広告・SEO・SNS運用」(37.3%)で、デジタルマーケティング関連の専門業務が上位を占めています。

業務委託人材との取り組みで「成果が出た」と回答した企業は86.7%に上り、活用のメリットとして「業務効率化が進んだ」(21.2%)、「一時的な人材不足が解消された」(20.2%)、「デジタル活用/DXが加速した」(19.0%)が挙げられています。

lotsful Company代表の田中みどり氏は「副業支援を含む社内人材のリスキリング機会の提供が企業にとって重要なポイントになる」とコメントしています。

パーソルイノベーション株式会社は、パーソルグループの次世代の柱となる事業創造を目的として2019年4月に設立され、企業のDX組織構築支援やリスキリング支援サービスなどを提供しています。