人材開発支援助成金の制度見直しを令和7年4月1日から実施

最終更新日:2025.04.01

人材開発支援醸成金のイメージ図

厚生労働省は令和7年4月1日から人材開発支援助成金の制度見直しを実施しました。今回の見直しでは、賃金助成額が拡充され、1人1時間当たり最大1,000円(中小企業以外は500円)に引き上げられています。

申請手続きも簡素化され、計画届提出時と支給申請時の申請項目および添付書類の削減・整理・統合が行われました。特に3コース共通の様式への改訂や、自動計算機能の実装などが進められています。

事業展開やDXに伴い新たな分野で必要となる知識習得のための「事業展開等リスキリング支援コース」も、賃金助成額が1人1時間当たり1,000円(中小企業以外は500円)に拡充されました。有期契約労働者の正社員転換を促進するため、有期実習型訓練の経費助成率も見直されています。

厚生労働省は労働者の職業能力開発や雇用の安定を図るための施策を推進しており、全国の労働局・ハローワークを通じて各種支援制度を運営しています。