働き方革命で「自由時間増えたと感じる」リスキリング率は変わらず(スキルアップ研究所調べ)
最終更新日:2025.04.25

スキルアップ研究所が、全国の企業で働く社会人を対象に実施した「働き方改革とリスキリングに関する実態調査」の調査結果を発表しました。(回答:500/調査期間:2025年4月2日~4月9日)
半数以上の人が職場で働き方改革が「進んでいる」「どちらかといえば進んでいる」と実感しているものの、「進んでいる」と回答した人は9.2%にとどまりました。
働き方改革によって「自由に使える時間が増えたと感じる」と回答した人へ「リスキリング経験の有無」を聞いたところ、リスキリングへの取り組み率は10%台にとどまりました。「増えたと感じない」と回答した人との差は5%程度です。自由時間の増加がリスキリングの実践に直結していないことが明らかになりました。
一方で、リスキリングを行わない最大の理由として「時間が足りないから」という回答が44%と最も多く挙げられました。このことからスキルアップ研究所は、働き方改革で生まれた自由時間は、リスキリングに取り組むには不十分である可能性を指摘しています。
出典:https://reskill.gakken.jp/4883(スキルアップ研究所 https://reskill.gakken.jp/)