短期連載【Reskilling.KAGA】スタート~加賀から見る地域創生
最終更新日:2025.06.19

石川県南西部に位置する加賀市。
人口61,000人の小さな町には、3つの温泉街、冬のズワイガニ「加能ガニ」をはじめとする自然の幸、そして、九谷焼の発祥、山中塗といった伝統産業があるなど、自然と伝統が楽しめる街です。

写真協力:(一社)加賀市観光交流機構
そんな加賀市、少子高齢化による労働力低下の影響から「将来、自治存続が困難になる可能性がある地域」を指す『消滅可能性都市』の指定を受けたのが2014年。
以来、市は「先進テクノロジーの導入」と「人材の育成」という2本柱を戦略に、地域の企業に寄り添う形で、文字通り生き残りをかけた “地域創生”に努めました。
一方、奇しくも同年2014年、米国全体の半分の仕事がAIにより自動化されるリスクを記した論文「The Future of Employment(雇用の未来)」を読み、衝撃を受けたのが後藤宗明(ゴトウ・ムネアキ)氏。
日本全国の民間企業から政府に至るまで支援を続けて来られた、リスキリングの第一人者です。
そんな後藤氏が、2022年から定期的に加賀市へ現地入りし、リスキリングの伴走支援を手掛けていると聞きつけたReskilling.com編集部は、加賀市と後藤氏、二者の不思議な縁に惹かれて取材の同行を申し出ました。

あの年から10年余、地域の実情はどうなったのでしょうか?
今回、複数社へ訪問取材を敢行した結果、全5回にわたって【Reskilling.KAGA】として連載でお届けすることとなりました。
是非併せてお読みください。
(文/編集・崔明秀、監修・後藤宗明)
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